二十四節気では「啓蟄」(けいちつ)。春の陽気に誘われて生き物たちが顔を出し始める季節。人間も2〜3日あたたかい日が続くと少し油断して薄着で出かけがちになる。上着を着ないで外に出たら5度だったという経験も豊富にある。季節の変わり目はなぜかいつもそれを先取りたい。

七十二候は今日で次候「桃始笑」(ももはじめてさく)に移った。春分まであと少し。「桃始笑」という文字の並びが本当に笑っているようで幸せだ。梅、桃、桜の花の見分けを知らないので調べてみた。桜が一番わかりやすく、花びらの先端に切り込みが入って二股に分かれている。梅の花びらは丸くて、桃は少し尖っている。どれも色も形も似ているから意識して見てみないと覚えられない。ピンクに咲き誇っている木をなんでもかんでも梅だと思いがちだが、その中に桃も含まれているかもしれないと思うと町を眺める解像度が上がる。

この時期のスーパーの八百屋コーナーはうきうきしてしまう。みずみずしく育った野菜がたくさん。特に、春キャベツを使ったペペロンチーノと、新玉ねぎを塩でシンプルに味付けした玉ねぎスープが好きだ。前に小豆島の新玉ねぎをいただいたことがあって無水で作った玉ねぎスープの甘さが忘れられない。たしか玉ねぎをお皿に入れてレンジでチンしただけだった。これ以上のごちそうはないだろうと思った。

このところ鳥をよく見るようになった。散歩しながら足を止めてじっと鳥を見ている。特に何も持たずにじっと目を凝らしているだけなので端から見ると不思議だろう。花よりも鳥の方が見分けが難しい。見た目も鳴き声もどれも似ているし種類も多い。今まで本を読んだり鳴き声を聞いたりしてもなかなか覚えなかったのが、動画として見てみるとすぐに覚えられそうだということがわかった。Youtubeはそのためにあるようなものなのになぜ今まで気が付かなかったのか!そういうことで最近は「解説!鳥の鳴き声図鑑」さんを見て鳥の勉強をしている。動画がすごくわかりやすくて、鳥の声も姿も明瞭で見ていて飽きない。